一般社団法人 中標津青年会議所
2026年度 理事長所信

一般社団法人中標津青年会議所
理事長所信
2026年度 第51代理事長 佐々木 孝啓

For the future~在るべき形へ~

【はじめに】
「私は何がしたいのだろう、何になりたいのだろう。」幼稚園の頃の夢はお金持ちの社長になりたい。小中学生の頃はかっこいい消防士になりたい。でも高校生の頃は夢がありませんでした。その当時何になりたかったのか、全く将来像を描くことが出来ませんでした。とりあえず大学に進学すれば自ずと将来像を描けると思い進学しましたが残念ながら夢を描くことが出来ませんでした。今振り返ると幼いころは夢と希望に溢れかえっていたと感じます。しかし大人になるにつれて夢や希望が希薄となっていき何を行えばいいのか分からない、不透明な毎日を過ごすこととなりました。そんなある日、私は青年会議所の会員になりました。しかし、入会するにあたって青年会議所は何を行っている団体なのか、何をすればいいのか分からないまま入会しました。しかし、入会してからは多くの人との交流したことや先輩からの話、実際の青年会議所運動を通しての目的を知ることが出来ました。奉仕・修練・友情の三信上の元、私たちの最大の目的は明るい豊かな社会を実現すること。これが我々青年会議所会員の目的です。ひとづくり、まちづくりから生まれる煌びやかな景色を見るため運動に邁進しなければなりません。40歳までという限られた時間の中で私たちは、次の世代を担う人たちのため、まちの更なる発展のために、同じ志を持つ仲間たちと力を合わせ目的に向かって運動しなければなりません。また地域のために今できることを一つずつ取り組み、明日という未来のために、私は理事長という職務を全うし仲間と共に全力で走り続けます。

【今、求められる人間力】
近年の中標津青年会議所は昔と比べると会員が減少傾向となっている現状にあります。2026年度は会員16名という人数からスタートします。会員が少ないからこそ、今求められるのは会員一人ひとりの成長と経験になります。青年会議所の会員は1年ごとに役職が変わり担いが毎年変わるシステムとなっています。会員それぞれ得意なこと、不得意なことがあります。人前で話すのが苦手な人、リーダーシップを取ることが苦手な人もいます。そんな苦手なことを克服し得意だと胸を張れる成長の機会が青年会議所にはたくさんあります。そんな修練を行える機会は例会や委員会活動の中にあり、それらの場を通して一人ひとり自己成長できると確信しています。今の青年会議所会員はそれぞれ魅力あふれる会員が多く、そんな会員がコミュニケーションを通した相互交流を行う事で、メンバーそれぞれが刺激を受け一人ひとりが輝かしい成長をすると確信しております。そんな成長がJC運動の中だけではなく、普段働いている社会にも影響を与えていくに違いありません。私たち人間の成長速度は様々ですが、社会の課題に挑戦するJCでの成長速度は著しく早いと感じています。普段の日常生活では体験できないことを1年間の中で計画し、実施まで行うことで新しい経験とメンバーそれぞれの学びや気づきからの成長、人間力の向上へ繋げていきます。

【活気溢れるまちづくり】
私が青年会議所に入会した2020年にコロナウイルス感染症が猛威を奮い全てのイベントが自粛を余儀なくされました。そんなイベントも3年の時を得て通常開催に至り活気溢れるイベント開催となりました。私たち中標津青年会議所は2度参画するまつりがあります。それは冬まつりと夏祭りです。どちらも中標津町の風物詩となる魅力や活気溢れるまつりになります。冬には雪や道東特有の極寒の風物詩、夏はたくさんの提灯で彩った会場やパレードの風物詩になります。どちらも中標津にはかかせないイベントとなり、我々JCも企画時から会議に参加し、町民や近隣住民へ我々の運動意義を発信し活気あふれる事業を構築します。また、これらのまつりで活気が溢れるのも各団体の努力、各青年部の青年としての情熱を持った取り組みからだと考えます。さらに、私たちは魅力あふれるまちづくりに取り組むため、我々と同じように熱い想いを持った青年団体と互いに尊重し合い相互協力をすることで、人と人が繋がり、同じ想いを持って町民や近隣住民の人たちのため、そしてこの地域が更なる活性化するようにまちづくりを全力で取り組みましょう。

【多発されるヒグマ出没】
近年、北海道各地でヒグマが出没するニュースを目にすることが多くなったと思います。そんな私たちが住む中標津町、別海町、標津町、羅臼町でも多くのヒグマの目撃や出没が急増しており、日々の生活を脅かされる現状が多く見られます。各学校の通学制限、臨時休校、各種イベントや事業の中止、農業や観光への影響を与えることもあり、地域住民の不安が年々高まっています。そんな現状から、私たち中標津青年会議所は2025年に中期ビジョンを策定させていただきました。それはヒグマ出没に対して、誰もが安心して暮らせる地域づくりと環境保全に資する取り組みを行うこと、一般財団法人知床財団様、一般社団法人斜里青年会議所様と手を取り合い、当該地域におけるヒグマによる被害の低減につなげ、住民が安心して生活できる地域とすることを目的に掲げ運動させていただきます。ヒグマに対する知識は誰もが持っているわけでなく、専門的な知見を基に各地域にただの知識ではなく、日常に息づく文化として昇華してもらえるように私たちは事業を展開して参ります。各地域でヒグマに遭遇した場合に、知識を行動に変えてもらえるよう私たちは全力で取り組んで参ります。

【共に歩む仲間たち】
青年会議所に入会して誰もが経験をする役職はアカデミーとなります。アカデミーの育成は未来の中標津青年会議所を背負う重要な役割があり必ず必要な1年となります。入会して何も知識のない状態から、自己成長に繋がるスピーチや事業構築、北海道地区協議会の事業に参加することにより1年間を通してJAYCEEとして必要な能力を学べる期間となります。また、同期で入会する仲間だけで取り組むこともこの1年間だけであり、共に達成感を感じるのもこの1年間しかありません。アカデミー塾生同士は同じ境遇に立ち、仲間意識が醸成されると同時に、今後のJC運動の原動力に繋がります。そして、青年会議所運動を共に歩む仲間たちの輝かしい成長を期待しています。

【魅力あふれる団体】
JCをやっていてよく周りから言われる言葉が「JCって大変だよね。」ということを言われます。確かにそうかもしれませんが、私たちは様々な課題に対して事業を構築し成功した時の達成感や感動を知っています。仲間たちとたくさんの苦労をすることがありますが、地域の課題や次世代の人達のためにと思うとなんだって出来る。不可能なことはないと思い、日々青年会議所運動に励んでいます。私たちは自らの時間を工夫して青年会議所運動を行い、40歳までの限られた短い時間の中で仲間たちと切磋琢磨し自己研鑽に励み運動を続けています。こんな私たちの日々行っているJC運動に共感できる仲間を増やし、時代に必要とされる運動を一緒に行いたい。「JCって大変だよね。」ではなく、自分から「JCに入りたい。JCで成長したい。JCに入って町を良くしてみたい。」という仲間を増やしていけるように会員拡大を行ってまいります。

【結びに】
会員の皆さんは今年一年どのように過ごしますか。JC会員としてどのように在るべきだと考えますか。私たちは先人たちの残してくれた多くの歴史、熱い想いを長きにわたり継承してきました。昨年で創立50周年という大きな節目を経て、また新しい一歩を踏み出します。その踏み出す一歩が小さい足跡なのか、大きい足跡なのかはまだ分かりません。今年一年を通して私たちは未来のために、次世代を歩む人たちのために。そして明るい豊かな社会の実現に向けて運動に邁進しなければなりません。今まで先人たちが残してくれた様に、会員減少した中でも私たちがJAYCEEとして持続可能な在るべき形を確立させましょう。失敗を恐れず、希望を持って大きな一歩を踏み出すことが大事になります。私たちは夢や目標を何もしないで掴み取ることはできません。最初から大きなことに挑戦することではなく、小さなことを積み重ねることで、いつの日か信じられない力を出せるようになっていきます。ですから俯かず前を向いて全力で未来のために走り出しましょう。

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