一般社団法人中標津青年会議所
理事長所信
第40代理事長 今 井 博 文
【はじめに】
私が生まれ育った北海道の東部、根釧原野の中部に位置するこのまちに1975年中標津青年会議所が設立いたしました。その年の中標津町の人口は約19,000人の町民が生活し、私の生まれた1977年12月に人口20,000人を超え、現在は約24,000人とこれまで増え続けている活気のあるまちです。それは先人達が常に努力と共助の力で原野を開拓し酪農地帯を作り上げ、さらに、市街地では、商工業が発展し、周辺から人が移り住み発展してきました。
昨今、日本の人口は減少し、当LOMも減少が続いております。会員拡大は勿論だが、現状の状況の中でも出来る事、やるべき事を考え、中標津青年会議所として情熱を持って明るい豊かな社会を築き上げ、活気のある青年会議所運動を行います。
【創立40周年】
中標津青年会議所はお陰様を持ちまして創立40周年を迎えます。これまで多くの先輩諸氏が脈々と受け継がれてきた歴史と伝統を継承し、これからの中標津青年会議所を見据え活動を行って参ります。創立記念事業では、「沖縄の友人」一般社団法人うるま青年会議所と協力し、次世代を担う児童たちが、互いの異なる自然や文化を体験し、学校では経験できない交流、友情を育み、この事業を通してこれからの成長の一助となる「児童相互派遣事業」を行います。その為には学校、家庭、地域の方々と連携・協力し行って参ります。また、この地域を見つめ直し、この地域が持つ、魅力あるたからを多くの方々へ発信する創立記念事業を行います。
【力強いひとづくり】
私たちがこの地域で生活し成長していく為に、様々な方と繋がり、関わって行く事が大切であり、多くの事を学び、過去を知りたくさんの知識を得て気づき積極的に行動していくことが生きて行く為に必要だと考えます。今一度、自分自身見つめ直し自信を持って「青年会議所です。」と言える様に、一人ひとりが意識を持って青年会議所にいる意義を考え、行動することで自分自身の成長に繋げたいと思います。そして、地域、会社、家族から信頼される団体を目指し、力強い運動を行います。
【元気なまちづくり】
私たちの住むこの地域をより良くする為に、様々な角度から調査を行い、現状を把握しそれがこれからのこの地域にとってプラスの要因なのかマイナスな要因なのか考え運動を起こす為に企画し、地域各諸団体や各種青年団体と交流を行う事が、この地域にとって輝く未来へ創造できるまちづくりと考えます。その為には、積極的に交流を行い、多様な社会体験や自然体験などを地域の方々へ提供し、これからの未来へ向かって新しい可能性を作り出して行く運動を、我々が中心となって行います。
【還せ!北方四島】
我々青年会議所は北方領土問題の早期解決と北方四島の早期返還を最大の目的として運動を続けて参りました。学校教育でも北方領土問題の意識が高まっている中、我々社会人として、子を持つ親世代として、この問題に取り組み正しい知識を得て、早期返還を目指した運動を展開して参ります。
【おわりに】
今年度行う事業、運動が、一つひとつ輝きを放てるように、そして、一人ひとりが成長し、輝けるように、一年間を共に楽しみましょう!!